省スペースと作業性の向上

ねじ

様々な部品の接合部締付を行うための締付具には様々な種類がありますが、キャップボルトと呼ばれる新しい締付具は高い機能性を持っています。キャップボルトはキャップスクリュー、もしくは六角穴付きボルトと呼ばれています。特徴として、従来のボルトとは違いボルト頭部に六角穴を備えているといった点が挙げられます。ここでは、六角穴を備えたキャップボルトを利用することで得られる利点について知っていきましょう。
従来のボルトで締付作業を行う際には、ソケットレンチを用いて締め付けを行なっていました。しかし、ソケットレンチでの締め付けを行ない際には、ソケットレンチをボルトにセットして回すためのスペースが必要です。そのため、ボルトとボルトの間にスペースができてしまうのです。六角穴を備えたキャップボルトであれば、六角レンチを用いての締付作業を行うことができるためボルトとボルトの間に無駄なスペースを設ける必要はありません。その省スペース化によって、機械や装置等の設計の際によりコンパクトな設計を考案することができるのです。また、コンパクト化が実現することによりデザイン性も高くすることができるでしょう。キャップボルトは、こういった様々なメリットから技術集約ボルトとも呼ばれているほど、多くの事業から期待されているのです。キャップボルトを利用するメリットというのは、設計面だけではありません。従来のボルトの締め付け方であるソケットレンチでの締付作業が困難であった狭いスペースでの締付作業に関して、キャップボルトならば比較的容易に行うことができるのです。つまり、作業性も向上した素晴らしい締付具なのです。